DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2004/06/23 ¥2,625
医学生のネルソン(キーファー・サザーランド)は、レイチェル(ジュリア・ロバーツ)、ジョー(ウィリアム・ボールドウィン)、デヴィッド(ケヴィン・ベーコン)らを誘い、自らの心臓を人工的に停止させ、1分後に蘇生を試みた。死後の世界で不思議なイメージを見たと語るネルソンに触発され、順に心停止を体験するが、死から甦った後、みな子どもの頃の苦い幻影に悩まされる。
素晴らしい死後の世界を体験したはずが、心の奥に押し隠してきた良心の呵責が幻影となって現れ、それに悩まされるというストーリーがまずおもしろい。かつて自分がいじめていた同級生が子どものまま現れて暴力を振るったり、ひどい言葉を投げつけたり、とその幻影は現実感に満ちていて、リアルに迫り来る。良心の呵責に悩まされる、というところで止まらず、罪の意識に向き合うことで幻影の恐怖から許しを請うという流れには希望があり、一種の癒しさえ感じさせてくれる。
舞台となる医学大学、学内の古びた美術館、雨が降りしきる暗い街角、墓地など見せ方からして不気味さを漂わせている。今ならなかなか実現できない豪華なキャスト陣が、それぞれの持ち味を発揮しているのも見どころ。監督はジョエル・シューマカー撮影は『スピード』で監督デビューする前のヤン・デ・ボン。『シックスセンス』のジェームズ・ニュートン・ハワードの宗教的な音楽が、さらにスリルを加速する。(茂木直美)
この映画を観たのは何時頃だっただろうか。
観た映画館の名前も憶えていないが、場所だけははっきり憶えている。
関内、伊勢佐木モールで、地下にあった劇場だ。
今も在るのかどうかは定かでない。
内容の紹介については面倒なので(オイ)アマゾンのレヴューを
そっくりコピっておいた。
参考にして頂きたい。
端的に言ってしまえば、
医学生のおイタが過ぎたという映画なのであるが。
しかし、この映画は強烈だった。
それ以後の医療系ドラマを全て嘘くさくさせてくれた。
「救命病棟24時」も然り。
心停止とそれに続く徐細動での蘇生の場面がよく見られたが、
甘い。作り込みが甘過ぎる。
どれくらい甘いかと言うと、
小沢さんの名を叫ぶ井戸田くんのキモチくらい甘い。
↑ああ、一気に格調が…
↑て、あったのかそんなモン
進藤先生は最後まで作り物か?ってほど丈夫だったし。
和也くんは革ジャン・革パンじゃ作業しにくかろう。
↑ボランティアなんて結構重労働なのに。
食中毒で倒れた看護師二人、何故着替えもせずに「見えるところに」寝かされたのか。
大体応援の医師看護師が到着するのに一週間以上掛かっていればその間に回復するだろうに。
寺泉氏も最初のヘリコプターから最後の医療チームまで、
結局自力で何とか調達してきた訳であるが。
そんなら最初っから自分でやりゃいいじゃん。官邸アテにしないで。
個人的ツボとしては、
同時期金曜深夜の「特命係長 只野仁」に出演し、
主人公只野にちょっかいばかり出してる抜作な同期役、
近江谷太朗氏が
官邸で寺泉氏を軽くあしらう嫌味な官僚役をしていたところかしらん。
両役のギャップが大変楽しゅう御座居ました。
で、やっぱり「寺泉成長記」なんでしょあのドラマ。
ねっねっ、違うの?
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