★ネタバレ御構い無し映画レヴューまとめ書きスペシャル第3弾★
 
9/21 「チャーリーとチョコレート工場
 
 
 
かなり前に書いた「バットマン」のレヴューでお分かりでしょう。
 
ティム・バートン大好きだっっ。
 
 
この映画は、
(世の中からちょっとはみ出た役をやらせたら右に出る者の無い)
ジョニー・デップと、
(世の中からちょっとはみ出た者の映画を撮らせたら右に出る者の無い)
ティム・バートンと、
(三連符を多用する音楽を作らせたら右に出る者の無い)
ダニー・エルフマンの三人が、
がっちり手を組んで作った映画です。
 
 
丘の上にそびえ立つチョコレート工場を望む街外れ、
桁違いに貧乏な一家が住んでいる。
チャーリーとその両親、更に両親の両親が二組。合わせて7人家族。
その日の食事にも困るような経済状況の中でも素直に育つチャーリーは、
憧れのチョコレート工場を見学出来るチャンスをゲットするのだ!
 
  …コラ待て。
  チャーリー、そのチケットの入手手段は果たして法的に許されるのかッ!?
    ↑拾ったお金でチョコを買ってた。良い子はお巡りさんに届けようよ…

 
工場を見学ツアーに参加出来たのは世界中でたった5組。
チャーリーを除く他の4組は、そろいも揃って嫌味な連中。
 
  その4組を、観客に「本当に嫌悪感を抱かせる」ように作れるってスゴイ。
  だって本っ当にコドモなのに可愛げのカケラも無いんだもん(呆)

 
経営者、天才ショコラティエのウィリー・ウォンカ
これでもかとつやつやなボブカットの白塗りさん。
彼の異様さに戸惑う暇も無く、5組はこの世のものとは思えない
工場の中へと案内されるのであった!
 
  つかアレは「この世のもの」じゃ無いって。
  どんだけ広いんだ!ってほど広いし。

 
工場の中を流れるチョコレートの川、チョコレートの滝。
見たことも無い「小さい人間」、ウンパ・ルンパ
ナッツの選別と殻剥きを担当するリス達
たった一枚でフルコースを味わえるガム。
電波に乗せて何処にでもチョコを飛ばすテレビ。
 
そしてこれらの部屋をくぐる度に、ひとりずつ消えていく子供達。
 
  コレがまた、ヤだなーと思う順番に消えてくんだ(笑)
  そして、大勢のウンパ・ルンパを演じる俳優さんはたった一人(驚)!
  リス達は本物が40匹も混ざってるらしい。リスって訓練出来るんだ…

 
最後にひとり、いや一組残されたチャーリーとジョー爺ちゃん。
ウォンカの提案に、家族を捨てられないと断るチャーリー。
それに対してウォンカの出した結論はッ!?
 
 
 
 
 
某所で得た知識。
ワタシは原作を読んで無いんだけど、原作ではウォンカが強引に
チャーリーを連れてってしまうらしい。
「絶対に楽しいから!」って。
 
映画を観て、「ああロアルド・ダールらしい結末だなー」と思ったけど、
原作はもっとダークだったのね(汗)
そうだ、そういう作家だったよダールは…
 
 
その点、映画のほうは本当に最後にほっとすると言うかあったまると言うか。
流石バートンだなー。
次回作(原案)「コープス・ブライド」が俄然楽しみになりましたヨ!
 
 
 
それにしてもね、
冷めた目をした4人のコドモ達に対して、チャーリーの目の輝きったら!
全てが輝いて映ってるんだろうな、と思わせてくれます。
映画も是非チャーリーの目線で観て見ましょう!
 
そしてふと気付くワタシ。
ああ、チャーリー=バートンなのね。
バートンの中に住む「永遠の少年」がチャーリーなんだ。
そういうことなんだ。うん。
 
 
 
実は直前のスマステーションで、イナガキくんとキムラくんが
「シュール過ぎてイヤだ」と低評価してたから、
あんまり期待してなかったんだけど。
その分逆に楽しめたっつか。
 
有難うねイナガキくんキムラくん(微笑)
 
 

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