★第2回ネタバレ御構い無し映画レヴューまとめ書きスペシャル第4弾★
 
11/16 「イン・ハー・シューズ
 
 
ええと、まず言いたいのは、
「素晴らしい映画である」と言うこと。
しかし、その割に注目度が低いような。
その辺がかなり不満。
 
 
お話。
 
弁護士ローズ(トニ・コレット)には、何をやっても上手く行かない、
お荷物的存在の妹マギー(キャメロン・ディアス)がいる。
今日も恋人とのナイトライフを楽しんでいたローズに、泥酔したマギーを
迎えに来るよう、レストランから電話が入る。
 
実家の継母に追い出されたマギーを仕方なく居候させるローズ。
マギーに職に就くよう言うが、面接で落とされてしまう。落ち込むマギー。
近所でトリマーの仕事を見つけたマギーは、今度こそ続くかと思いきや、
駐車違反でローズの車をレッカーされたことをきっかけに、
職を失い、姉に追い出され、今まで存在を知らなかったフロリダの祖母、
エラ(シャーリー・マクレーン)のもとへと逃げ込むのだった。
 
エラの金目当てに住み着くも、それをエラに看破され、
老人ホームの手伝いを始めるマギー。
担当した老教授に朗読を依頼され、誰も知らなかった「難読症」を克服していく。
徐々に自信をつけ、老人達に衣装をコーディネイトする「仕事」も見つけ、
自分の「居場所」を形作っていくマギー。
 
その頃ローズは、マギーが寝取った恋人と別れ、仕事を休み、
マギーがトリマーをしていた店から勝手に連れて来た犬の世話をするうち、
仕事に忙殺されていた自分を解放できるようになっていく…
 
 
 
 
やー、いい映画です。本当に。
特に女性、更に姉妹がいれば尚更共感出来るでしょう。
 
勝手に振舞いながらもどこか自分に自信の持てないマギーが、
徐々におどおどしなくなっていく、
そんな変化を自然に演じるキャメロン・ディアス。
 
仕事では自信があるけれど、女性としては自信の持てないローズが、
仕事から解放され、愛するひとを見つけ、輝いていく、
そんな変化を自然に演じるトニ・コレット。
 
小さい頃に引き離された孫を受け入れ、優しくも厳しく接する祖母。
シャーリー・マクレーンは「大女優」の看板を背負うだけあります。
 
 
私は立場としては妹だけど、年齢的にはローズに近く、
容姿コンプレックスもローズに近く、
けれど仕事の悩みや社会的立場はマギーに近く、
どちらにも感情移入出来て、観終わった後は本当に幸せでした。
 
なんだか良く分からないけど、
何か行動を起こしたくなる、そんな気持ち。
 
是非観て欲しい一本です。ええ。
 
 

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