改悪もいいところ。

大学病院の日だったのです。
何時も通り、診察を終えて会計へ行こうとしたらあらびっくり。
　
職員と思しきおじさんが、何時もと違う場所へ誘導するのです。
「計算窓口の場所が変わりましたー。診察終わった方はこっちですー」
　
見ると、今まで会計窓口だった場所が計算窓口に、
計算窓口だった場所が会計窓口になっているじゃありませんか。
　
順番が来たので基本診療シートを窓口に出したら、
「診察カード出してください」
ええっ、今ここでいるんですかい？
　↑今までは会計窓口で出していた
診察カードと一緒に番号札を返されたんだけど、そのオヤジ、
「次から診察券と一緒に出して下さいッ」だって。
　
オイコラマテ。
必要ならば先に言え。
というか、必要ならば準備して待っとくように言うように言っとけ。
あの頼りなげなおじさんに。
　
ちとむかぷんな気持ちで会計の順番待ち。
しかし番号表示の電光掲示板が非常に見辛い位置にある。
会計窓口の上に表示されてるんだけど、
待合所の長椅子に腰掛けると、窓口に並ぶ人で隠れちゃうんだヨこれが。
　
何なんだ何なんだ。
改悪もいいとこじゃねーか。
この時点で結構お腹立ち。
しかしこんなもんじゃ済まされんのだよキミ。
　
首を伸ばし伸ばしして人々のスキマから見える掲示板に
自分の番号が表示されたから行ってみた。
そしたら、若い人はあっちへいけ、と言う。
指差された先には、自動清算機。
しかも4台あるうち、1台故障中、1台係員が付きっ切りで婆様に指導中、
1台どうしていいか分からんオヤジが張り付き中。
まともに稼動してるの1台っきり。
　
待ってる内に故障中のは直ったけど、婆様機はそのまま、オヤジ機もそのまま。
婆様機が終わったと思ったら係員がオヤジ機に移動。
ち―――――っっとも、進みやしねぇ（怒）
　
あーあー普通の人間の居る会計窓口のスムーズなこと。
　
ぱっと見、これだけ年寄りが多い病院で、
何でもかんでもオートメーションにする意味あんのかねぇ？
と毒を吐きながら帰ってきました。ぷん。
　
　
　
　
その後久しぶりに髪を切りに行って、本当に久々にパーマをかけた。
「ずーっと前にしてもらったみたいに」と言ったら、
「憶えてますよー」と言ってくれた。
おお流石、と思っていたら全然違う頭になった。
　
よくよく考えたら、
「して欲しい髪型」と「今の髪型」の間に、
一度「気に食わないパーマ」をしてもらってた。
彼女が覚えててくれたのはこっちだったらしい。
　
…こっちまで「改悪」かよ…（嘆息）