またしても一言レビゥ。続き。
2006年3月20日 映画ゴタク★ミュンヘン の続き。
で、テロリストのメンバーを一人ひとり処分するうち、
自分達も他の組織のターゲットになり、ひとりひとり減っていく。
一時は仲間のように会話した相手も、次の瞬間にはターゲット。
自分達は本当に正しいことをしているのか?
アヴナーがチーム結成当初に聞いた冗談と同じ状況が、彼の身にも降りかかる。
この映画では、食事と殺戮のシーンの繰り返しが効果を上げている。
食事=(自分が現在を)生きること。
殺戮=(相手の)生を否定すること。
そして、それを包むように、冒頭とラストに、アヴナー夫妻の愛の営み。
命を未来へ繋げていく行為。
最後の、アヴナーが国と決別するシーンのバックには、あのツインタワー。
ミュンヘンのテロと9.11を一緒に扱うな、という批判もあるけど、
根っこは同じなんじゃないの?
自分の愛する人を、国を奪われた人が、相手を必ず許すとでも?
自分の生きている日本という曖昧な立場の国と、
暴力の連鎖が何故起こるのか、考えさせられる映画でした。
★燃ゆるとき
日本からアメリカに進出したカップラーメンの会社が、
様々な困難を(主に一人の力で)乗り越えて発展していく物語です。
チキン&レモン味のラーメンって、美味いんだろうか。
どうして日本人の話す英語ってむず痒くなるんでしょうね。
長谷川初範さん、中井貴一さん…ぞわぞわでした(苦笑)
↑ま、意思の疎通が出来ない為に起こる誤解とかも描かれてるから。
なんかねー、そうそうたるメンバーが出てる割にねー、
安っぽく見えるのは気のせいかしらん。
これだったら2時間スペシャルのドラマで充分でしょう。てな内容。
いいんだ中井さん観に行ったから。
★シリアナ
ジョージ・クルーニーがオスカー獲りました。
でも映画が始まって初めて彼が出てくると驚きます。
「げっ、このデブ誰っ」って。
何でも役作りの為に急激に太ったんだとか。役者さんて大変だねぇ。
公開終わっちゃったからそんな人はいないと思うけど、
もし劇場で見るかたがいたら予習が必要です。
パンフレット買うなりして人物と組織、国の相関図を
しっかりアタマに叩き込んでから観ましょう。
DVDで観る方は是非2度観を。2回目でないと理解し辛い。
映画の中身は、
引退を考える中東のとある国の首長が、2人の息子のどちらに譲るか悩んでいて、
長男は自国の力のみで発展しようと考えていて、
次男はアメリカに頼って原油と引き換えに安全を手に入れようとしている。
アメリカは国も財界も次男を推していて、何とかして長男を排除しようと画策…
「シリアナ」というのは、シリア・イラク・イランを合わせた、
アメリカにとって「この3国がひとつだったら理想なのになー」っていう地域を
名付けた、架空の国の名前なのだそうです。
ラストは衝撃的。
近くに他人が座ってなくて良かった、ってほど「びくぅ!」ってしたもん。
意外と、この映画で描かれる「時」は、近いのかも、ね。
★イーオン・フラックス
某スーパーが作ったのかと思ってました。
違ったよ。
元はアメコミなんだってね。有名なんだって。
…ええと。
本国では大コケしたらしいです。
これから観に行く予定のかたに告ぐ。
違う映画を観に行きなさい。時間の無駄ですよ。
セロンのプロモビデオだよありゃー。
監督が名前からすると日系らしいってのは隠しときたい事実だ。
「人間は必ず死ぬ。だから生きる意味がある」
なんて台詞は印象的なんだけど、如何せん、内容が、ねぇ。
どんな映画でも大抵「面白かった」って言うんだけど、こればっかりは…
↑今まで酷評してきたのも、それなりに面白かったのよっ?
セロンは何でこんなのに出たんだろうなー。
「スタンドアップ」が良い出来だったから尚更がっかり感がなー。
さ、次。
★ナルニア国物語
この日2本目の映画。
正直前のがアレだったから、ぐったりしてたんだけど。
面白かったよ。うん。
ワタシは基本的にファンタジー嫌いで、CG多用も嫌いなんだけど、
これは結構素直に楽しめました。
兄妹は可愛いし、半神半獣のみなさんも良く出来てたし。
映画については言うことありません。
結末も想像つくんだけど、それが分かってても楽しい映画でした。
そんなことより。
この映画についてワタシは怒っているのです。
某お台場のテレビ局の朝の番組。
でこの真ん中にほくろだか何だかのある大仏様みたいなひとがやってる朝の番組。
アレの芸能コーナーを担当している重そうだけど反対の苗字の彼。
そう借るBE。←敢えて呼び捨て
「白い魔女」役の女優、ティルダ・スウィントンのことを、
こともあろうに、軽BE如きが、
無名呼ばわりしよりました。
刈る兵衛如きが。<まだ言ってる
あのねえ。
ティルダ様は、人外の役をやらせたら定評のある、
イギリスでは有名な女優さんなのッッ。
ワタシお気に入りの「コンスタンティン」でもガブリエル役してるのッ。
アンタが知らないだけなのに無名呼ばわりしないでッ。
はぁ(息切れ)
映画観てる最中も、時々狩るBEの発言が思い出されて、
その度に「むかっ」ときてたので、あんまり集中できませんでした。
↑や、でも面白いのはほんとだから。ねッ。
ああ、変なトコにオチが付いちゃったよ(汗)
で、テロリストのメンバーを一人ひとり処分するうち、
自分達も他の組織のターゲットになり、ひとりひとり減っていく。
一時は仲間のように会話した相手も、次の瞬間にはターゲット。
自分達は本当に正しいことをしているのか?
アヴナーがチーム結成当初に聞いた冗談と同じ状況が、彼の身にも降りかかる。
この映画では、食事と殺戮のシーンの繰り返しが効果を上げている。
食事=(自分が現在を)生きること。
殺戮=(相手の)生を否定すること。
そして、それを包むように、冒頭とラストに、アヴナー夫妻の愛の営み。
命を未来へ繋げていく行為。
最後の、アヴナーが国と決別するシーンのバックには、あのツインタワー。
ミュンヘンのテロと9.11を一緒に扱うな、という批判もあるけど、
根っこは同じなんじゃないの?
自分の愛する人を、国を奪われた人が、相手を必ず許すとでも?
自分の生きている日本という曖昧な立場の国と、
暴力の連鎖が何故起こるのか、考えさせられる映画でした。
★燃ゆるとき
日本からアメリカに進出したカップラーメンの会社が、
様々な困難を(主に一人の力で)乗り越えて発展していく物語です。
チキン&レモン味のラーメンって、美味いんだろうか。
どうして日本人の話す英語ってむず痒くなるんでしょうね。
長谷川初範さん、中井貴一さん…ぞわぞわでした(苦笑)
↑ま、意思の疎通が出来ない為に起こる誤解とかも描かれてるから。
なんかねー、そうそうたるメンバーが出てる割にねー、
安っぽく見えるのは気のせいかしらん。
これだったら2時間スペシャルのドラマで充分でしょう。てな内容。
いいんだ中井さん観に行ったから。
★シリアナ
ジョージ・クルーニーがオスカー獲りました。
でも映画が始まって初めて彼が出てくると驚きます。
「げっ、このデブ誰っ」って。
何でも役作りの為に急激に太ったんだとか。役者さんて大変だねぇ。
公開終わっちゃったからそんな人はいないと思うけど、
もし劇場で見るかたがいたら予習が必要です。
パンフレット買うなりして人物と組織、国の相関図を
しっかりアタマに叩き込んでから観ましょう。
DVDで観る方は是非2度観を。2回目でないと理解し辛い。
映画の中身は、
引退を考える中東のとある国の首長が、2人の息子のどちらに譲るか悩んでいて、
長男は自国の力のみで発展しようと考えていて、
次男はアメリカに頼って原油と引き換えに安全を手に入れようとしている。
アメリカは国も財界も次男を推していて、何とかして長男を排除しようと画策…
「シリアナ」というのは、シリア・イラク・イランを合わせた、
アメリカにとって「この3国がひとつだったら理想なのになー」っていう地域を
名付けた、架空の国の名前なのだそうです。
ラストは衝撃的。
近くに他人が座ってなくて良かった、ってほど「びくぅ!」ってしたもん。
意外と、この映画で描かれる「時」は、近いのかも、ね。
★イーオン・フラックス
某スーパーが作ったのかと思ってました。
違ったよ。
元はアメコミなんだってね。有名なんだって。
…ええと。
本国では大コケしたらしいです。
これから観に行く予定のかたに告ぐ。
違う映画を観に行きなさい。時間の無駄ですよ。
セロンのプロモビデオだよありゃー。
監督が名前からすると日系らしいってのは隠しときたい事実だ。
「人間は必ず死ぬ。だから生きる意味がある」
なんて台詞は印象的なんだけど、如何せん、内容が、ねぇ。
どんな映画でも大抵「面白かった」って言うんだけど、こればっかりは…
↑今まで酷評してきたのも、それなりに面白かったのよっ?
セロンは何でこんなのに出たんだろうなー。
「スタンドアップ」が良い出来だったから尚更がっかり感がなー。
さ、次。
★ナルニア国物語
この日2本目の映画。
正直前のがアレだったから、ぐったりしてたんだけど。
面白かったよ。うん。
ワタシは基本的にファンタジー嫌いで、CG多用も嫌いなんだけど、
これは結構素直に楽しめました。
兄妹は可愛いし、半神半獣のみなさんも良く出来てたし。
映画については言うことありません。
結末も想像つくんだけど、それが分かってても楽しい映画でした。
そんなことより。
この映画についてワタシは怒っているのです。
某お台場のテレビ局の朝の番組。
でこの真ん中にほくろだか何だかのある大仏様みたいなひとがやってる朝の番組。
アレの芸能コーナーを担当している重そうだけど反対の苗字の彼。
そう借るBE。←敢えて呼び捨て
「白い魔女」役の女優、ティルダ・スウィントンのことを、
こともあろうに、軽BE如きが、
無名呼ばわりしよりました。
刈る兵衛如きが。<まだ言ってる
あのねえ。
ティルダ様は、人外の役をやらせたら定評のある、
イギリスでは有名な女優さんなのッッ。
ワタシお気に入りの「コンスタンティン」でもガブリエル役してるのッ。
アンタが知らないだけなのに無名呼ばわりしないでッ。
はぁ(息切れ)
映画観てる最中も、時々狩るBEの発言が思い出されて、
その度に「むかっ」ときてたので、あんまり集中できませんでした。
↑や、でも面白いのはほんとだから。ねッ。
ああ、変なトコにオチが付いちゃったよ(汗)
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