CMに騙されたような。

★椿屋スナコのネタバレ映画レビゥ★
　
「V　フォー　ヴェンデッタ」
　
出演：ナタリー・ポートマン、ヒューゴー・ウィーヴィング　他
　
　
　
第三次世界大戦後、アメリカを植民地に持つ独裁政権下のイギリスが舞台、
とか言いつつ殆どがドイツで撮影。
ま、どうでもいいんですが。
　
夜間外出禁止令の中、デートに出掛けたイヴィー（ナタリー）は、
自警団と称する狼藉者に襲われたところを、仮面の男“V”に救われる。
その後、中央裁判所が爆破され、“V”と一緒に居たのを監視カメラに
写されていたイヴィーは、犯人の一味と思われて警察・公安の双方に追われる羽目に…
　
　
　
　
騙されたのは、CMで繰り返し使われた、あの「丸刈りーた」なシーン。
結構後半です。
ナタリーが丸刈りになってから活躍すると思ったそこのアナタ、
期待はずれになりますからご注意を。そうとも言い切れないか？
　
“V”がいつ仮面を外すのか、期待しているそこのアナタ。
それも期待はずれです。ってバラしていいのか？
観てる途中で「これはきっと外さないな」と分かっちゃいます。
　
あとね、“V”がどんな来歴の人間なのかを知りたいそこのアナタ。
それも全くの期待はずれです。あーあーここまでネタバレしていいのか？
途中で「本人にも誰だか分かってない」とか言う台詞が出てきます。
　
つまんないよぅ。
もちっとバラすか、もちっと謎のまま引っ張るかしてくれよぅ。
　
　
あとね、「独裁政権下」とか「圧政」とか繰り返す割りに、
あんまりその恐ろしさが描かれないのね。
フィンチ警視は途中からイヴィーの味方みたいになっちゃうし。
　
でも何にも考えなければ凄く楽しい映画です。
まー大抵ワタシは何も考えずに観て…無いカモ。これだけ文句言ってるしな（汗）
　
　
★スナコ的評価：7点。
　ダークヒーロー好きなアナタには堪らないハズ。
　↑ん？ワタシのこと？
　
　
蛇足。
邦題何とかならんかったのかなぁ。
窓口で言いづらいったらありゃしないよ（汗）