★椿屋シネマ倶楽部のネタバレ映画レビゥ★
 
アンジェラ
 
 
出演:リー・ラスムッセン、ジャメル・ドゥブーズ 他
 
お話:「儲かる話」を求めてパリにやってきたアンドレ(ドゥブーズ)。
しかし意に反して借金が膨らむ一方、それを誤魔化すために嘘を重ねて
更に身動きが取れない状況に。
全てを諦め、セーヌ川にかかる橋の上から身を投げようとしたとき、隣に現れた美女。
彼女は「あなたとおなじことをする」と言い残し、川へ飛び込んだ。
泳げないのに、彼女を助けたい一心で、後を追って飛び込むアンドレ。
 
何とか川から上がった二人だが、アンドレの危機的状況は変わらず、
アンジェラと名乗った女の身許も分からない。
だがアンジェラは、アンドレの困難をひとつひとつ解決して行くのだった。
彼女は何者なのか?僕をどうしたいのか?
混乱したまま、アンドレは彼女に惹かれていく…
 
 
 
 
ボクノ目ガオカシイノデショウカ。
すくりーんガ白黒ニ見エマスヨ。
 
 
…そう、びっくりしたけどモノクロ映画です。
何の意図があるのかさっぱり分かりませんが。
 
他の色を排除して、アンジェラの金髪(ほぼ白く見える)を活かしたかったのかな。
後で出てくる「天使の翼」の白さ、とか。
その程度の理解しか出来ん。
 
 
結局アンドレの「困難」はほとんど排除されて、彼自身の「弱さ」も克服、
彼には幸せな未来が待っていることを預言して去ろうとするアンジェラに
「愛してる」と引き止めるアンドレ…ああ読み通りの展開ダヨ。
 
だけどアンジェラの背中に翼が生えてばっさばっさとやるシーンは
戴けません。ええ戴けませんとも。
 
吸った煙草が元通りになるのも、灰皿が浮かぶのもなんとかクリア(?)したけど。
アレで一気に現実に引き戻されたっつーか何つーか。
 
やっぱね、「天使」っつーものは、もっと神秘的でいて欲しい。
軽々しく奇蹟を見せてはいけないと思うのですヨ。
例えアンドレが信用しないから証拠を見せるためとは言え、
灰皿飛ばしたり煙草生やしたりしちゃ駄目です。絶対駄目。
 
折角「ひとを惑わしそうな微笑」を持ってるのに。
 
 
でもね、
何だかんだ言って好きなんだ、こういう映画。
天使で言ったら「コンスタンティン」の方がすきだけど。
 
 
★スナコ的評価 6点。 ばっさばっさしてなきゃ追加1点だったのに。
 
 
 

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