レビゥの意味が無くなる前に。
2006年7月7日 映画ゴタク書いてしまわないとっ(汗)
★椿屋シネマ倶楽部のネタバレ映画レビゥ3階建て★
↑あっ、とうとうまとまっちゃったよ
★6/30(1本目)「ブロークン・フラワーズ」
出演:ビル・マーレイ、ジェフリー・ライト、シャロン・ストーン、
フランセス・コンロイ、ジェシカ・ラング、ティルダ・スウィントン 他
粗筋:コンピュータで一財を成し、現在は自由気ままに暮らすドン(マーレイ)。
同棲しているシェリーは、いつまでも結婚する気の無いドンに愛想を尽かし出て行く。
そこへ届いた一通の手紙。ピンクの封筒にピンクの便箋、赤いタイプの文字。
「あなたと別れてから妊娠に気付き、ひとりで育てました。息子は今年19歳、
数日前に旅に出ました。多分父親を探す旅だと思います」
当時付き合っていた女は5人。うち一人は亡くなっていた。
果たして、その「息子」は誰との間の子供なのか。
ドンは当時の彼女達を訪ねる旅に出る…
感想:コメディでは絶対無いのに、常にくすくす笑いが溢れる映画でした。
何と言うか、「大人の笑い」。上質な。
だけど観た後の、この何とも言えない「リアルさ」と「苦さ」。
そして秀逸なのが最後に訪れる女ペニー役のティルダ・スウィントン。
どの女優よりも画面にいる時間は少ないのに、一瞬で他を圧倒します。
物凄い存在感。彼女の登場で映画が一気に締まった感じ。
でも金髪のティルダが黒髪で登場したので最初びっくりしたヨ!
評価:8点。ワタシは好きだが恐らく「こういうの苦手」なひとが大半な気が。
★6/30(2本目)「不撓不屈」
出演:滝田栄、松坂慶子、夏八木勲、北村和夫、松澤一之、三田村邦彦、中村梅雀 他
粗筋:「一円の取りすぎた税金も無く、一円の取り足らざる税金も無しからむべし」を
モットーに掲げる税理士・飯塚(滝田)。いつも顧客を第一に考え、
法の範囲内で最適な方法を考え出し、それを認めない国税局を相手に
税務訴訟を起こす正義の男飯塚は、国税庁にとってはやっかいな相手だった。
権力を振り翳し飯塚を叩きにかかる国税局、怯える顧客。
飯塚は絶体絶命の窮地に追い込まれた…
感想:以前観た「燃ゆるとき」と同じく、実話ベースらしいです。
そういや原作者(高杉良氏)も一緒か。
昔の「お上」ってこうだったよなぁ。高飛車で。
割と最近まで市役所とかもそうだったよなぁ。なんて思いながら観てました。
こういう「正しい者が真っ当に評価される」お話は好きですね。
観た後が気持ちいいですもん。
あと、「三丁目の夕日」とかもそうだけど、
「おとうさん」がちゃんと「おとうさん」だった時代はいいですね。
子供達はお父さんに対して敬語で話すんですヨ。今じゃ考えられん。
それだけ「大人」を尊敬出来ていたんですよね。
今じゃ尊敬出来ない、したくない大人ばかり。
そういう意味でも、この映画は感動できます。
評価:7点。もっと評価されていい映画だと思います。
★7/7「恋するトマト〜クマインカナバー〜」
出演:大地康雄、冨田靖子、藤岡弘、ルビー・モレノ、アリス・ディクソン 他
粗筋:正男(大地)は茨城の農家の長男。「農家の長男」のご多聞に漏れず、
嫁が来ない。集団お見合いで上手く行きかけた景子(冨田)も、
「田舎暮らしはしたいけど農家の仕事は出来そうに無い」と断ってくる。
傷心の正男を慰めるため勇作(藤岡)が連れ出したフィリピンパブで、
正男はリバティ(モレノ)と出会う。妙に積極的なリバティに半ば押し切られるように
結婚式のためフィリピンに出掛けた正男は、彼女と家族に騙され、
借金までして作った持参金を奪われてしまう。
彼女を探して街をうろつくうちにフィリピンでホームレスになってしまった正男。
彼を救ったのは日本向けにフィリピン女を送り込む芸能プロの社長だった。
やがてスカウトと称して少女を騙し、日本へ送り込む裏稼業に染まって行く正男。
ある日、故郷によく似た湖のほとりで立ち止まる正男。
そこでは農家が親族総出で稲刈りをしていた…
感想:こういう映画をもっと評価して下さい。
こういう映画をもっと上映してください。シネコン様。
こういう映画をもっと宣伝してください。テレビ局様。
ビルから飛び降りるちんまいアメリカ人じゃなくて。←酷…
評価:9点。いや10点。最後が「腹八分目」的なのもまたイイ。
因みに、この「恋するトマト」を観たミニシアターで、
観たいけど諦めてた「ゆれる」と「ヨコハマメリー」が上映されることが判明。
やたー。やたー。もう狂喜乱舞です。うふ。
有難う有難うシネウインド様。合掌。南無。←?
★椿屋シネマ倶楽部のネタバレ映画レビゥ3階建て★
↑あっ、とうとうまとまっちゃったよ
★6/30(1本目)「ブロークン・フラワーズ」
出演:ビル・マーレイ、ジェフリー・ライト、シャロン・ストーン、
フランセス・コンロイ、ジェシカ・ラング、ティルダ・スウィントン 他
粗筋:コンピュータで一財を成し、現在は自由気ままに暮らすドン(マーレイ)。
同棲しているシェリーは、いつまでも結婚する気の無いドンに愛想を尽かし出て行く。
そこへ届いた一通の手紙。ピンクの封筒にピンクの便箋、赤いタイプの文字。
「あなたと別れてから妊娠に気付き、ひとりで育てました。息子は今年19歳、
数日前に旅に出ました。多分父親を探す旅だと思います」
当時付き合っていた女は5人。うち一人は亡くなっていた。
果たして、その「息子」は誰との間の子供なのか。
ドンは当時の彼女達を訪ねる旅に出る…
感想:コメディでは絶対無いのに、常にくすくす笑いが溢れる映画でした。
何と言うか、「大人の笑い」。上質な。
だけど観た後の、この何とも言えない「リアルさ」と「苦さ」。
そして秀逸なのが最後に訪れる女ペニー役のティルダ・スウィントン。
どの女優よりも画面にいる時間は少ないのに、一瞬で他を圧倒します。
物凄い存在感。彼女の登場で映画が一気に締まった感じ。
でも金髪のティルダが黒髪で登場したので最初びっくりしたヨ!
評価:8点。ワタシは好きだが恐らく「こういうの苦手」なひとが大半な気が。
★6/30(2本目)「不撓不屈」
出演:滝田栄、松坂慶子、夏八木勲、北村和夫、松澤一之、三田村邦彦、中村梅雀 他
粗筋:「一円の取りすぎた税金も無く、一円の取り足らざる税金も無しからむべし」を
モットーに掲げる税理士・飯塚(滝田)。いつも顧客を第一に考え、
法の範囲内で最適な方法を考え出し、それを認めない国税局を相手に
税務訴訟を起こす正義の男飯塚は、国税庁にとってはやっかいな相手だった。
権力を振り翳し飯塚を叩きにかかる国税局、怯える顧客。
飯塚は絶体絶命の窮地に追い込まれた…
感想:以前観た「燃ゆるとき」と同じく、実話ベースらしいです。
そういや原作者(高杉良氏)も一緒か。
昔の「お上」ってこうだったよなぁ。高飛車で。
割と最近まで市役所とかもそうだったよなぁ。なんて思いながら観てました。
こういう「正しい者が真っ当に評価される」お話は好きですね。
観た後が気持ちいいですもん。
あと、「三丁目の夕日」とかもそうだけど、
「おとうさん」がちゃんと「おとうさん」だった時代はいいですね。
子供達はお父さんに対して敬語で話すんですヨ。今じゃ考えられん。
それだけ「大人」を尊敬出来ていたんですよね。
今じゃ尊敬出来ない、したくない大人ばかり。
そういう意味でも、この映画は感動できます。
評価:7点。もっと評価されていい映画だと思います。
★7/7「恋するトマト〜クマインカナバー〜」
出演:大地康雄、冨田靖子、藤岡弘、ルビー・モレノ、アリス・ディクソン 他
粗筋:正男(大地)は茨城の農家の長男。「農家の長男」のご多聞に漏れず、
嫁が来ない。集団お見合いで上手く行きかけた景子(冨田)も、
「田舎暮らしはしたいけど農家の仕事は出来そうに無い」と断ってくる。
傷心の正男を慰めるため勇作(藤岡)が連れ出したフィリピンパブで、
正男はリバティ(モレノ)と出会う。妙に積極的なリバティに半ば押し切られるように
結婚式のためフィリピンに出掛けた正男は、彼女と家族に騙され、
借金までして作った持参金を奪われてしまう。
彼女を探して街をうろつくうちにフィリピンでホームレスになってしまった正男。
彼を救ったのは日本向けにフィリピン女を送り込む芸能プロの社長だった。
やがてスカウトと称して少女を騙し、日本へ送り込む裏稼業に染まって行く正男。
ある日、故郷によく似た湖のほとりで立ち止まる正男。
そこでは農家が親族総出で稲刈りをしていた…
感想:こういう映画をもっと評価して下さい。
こういう映画をもっと上映してください。シネコン様。
こういう映画をもっと宣伝してください。テレビ局様。
ビルから飛び降りるちんまいアメリカ人じゃなくて。←酷…
評価:9点。いや10点。最後が「腹八分目」的なのもまたイイ。
因みに、この「恋するトマト」を観たミニシアターで、
観たいけど諦めてた「ゆれる」と「ヨコハマメリー」が上映されることが判明。
やたー。やたー。もう狂喜乱舞です。うふ。
有難う有難うシネウインド様。合掌。南無。←?
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