パンフと言うより寧ろ
2006年7月14日 映画ゴタク「本」ですよありゃ。
★椿屋シネマ倶楽部のネタバレ映画レビゥ★
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
出演:ヴィーゴ・モーテンセン、マリア・ベロウ、エド・ハリス 他
粗筋:トム・ストール(モーテンセン)はインディアナ州ミルブルックの片田舎で
小さなダイナーを経営し、妻と子供2人に囲まれ、平凡な生活を送っていた。
だが店に2人組の強盗が押し入ったことから全てが変わる。
強盗の隙を突いて一瞬にして2人を殺したトムは英雄として報道されるが、
そのことが彼の過去を、何も知らない家族に突きつける結果となった。
愛する夫が、平凡な男だと思っていた夫が、実は想像もつかない
「裏の人生」を歩んできた男だと知ったとき、妻そして子供の選択は…
今まで見たどんな映画よりも描写がグロいです。
顔を半分吹き飛ばされて苦しむ強盗、殴られて潰れた鼻、
強姦に近いベッドシーン、散弾銃で撃たれて飛び散る肉片…
…を、平気で眺めてるワタシってどーよ(汗)
しかも「ベッド」シーンじゃなかった。「階段」でした(苦笑)
無知で無恥をばらすんで恥ずかしいんだけど、
デイヴィッド・クローネンバーグって暴力描写に定評有りなんですってね。
「ザ・フライ」を撮ったのも彼だとか。
因みにコレ↑は観て無い。何か恐くてイヤン。
物語は平凡な男の人生からじわじわと滲み出る膿のように、
彼が「消し去った筈の過去の人生」へと引き戻されて、
その変化についていけない家族の葛藤なんかを、
飽くまで淡々と描いてくれます。
観客にも「この人、本当は…誰?」と思わせながらも、
決して説明不足にはならず、かといって冗長な印象も無し。
長さも2時間弱で丁度良いカンジ。
モーテンセンが秀逸。
普段の「冴えないオヤジ」からは考えられない身のこなしで「殺し屋」に変わる、
その切り替えが全く観客に「あ、変わるぞ!」と思わせない内に行われます。
よく二重人格を扱った映像で見かける「人が変わる」瞬間を一切感じさせないのです。
良き父トムから殺し屋ジョーイへ、表情の変化も全く無し。
↑ま、二重人格じゃないから当然と言えば当然なんだけど
だから最初は「…何が起きたの?」状態になりました。周りの皆さんも(苦笑)
またも無知で無恥な話なんだけど、モーテンセンって有名なお方なのね。
「ロード・オブ・ザ・リング」で活躍されてたとか。
…ゴメンあのシリーズ何となく興味湧かなくて観て無いの(汗)
★スナコ的評価:8点。 ラストの子供達の選択に感動でした。
余談:パンフですよパンフ!
「パンフ下さい」って言ったらせんえんも取られた!せんえんも!
そして手元に来たのは…ハードカバー…!?
なんかもうパンフじゃなくて立派に「本」ですヨこれは!
…頼むから企画統一してくれよぅ。
趣向を凝らしてあるのも楽しいんだけどさ、保管し辛いんだよ…(涙)
★椿屋シネマ倶楽部のネタバレ映画レビゥ★
「ヒストリー・オブ・バイオレンス」
出演:ヴィーゴ・モーテンセン、マリア・ベロウ、エド・ハリス 他
粗筋:トム・ストール(モーテンセン)はインディアナ州ミルブルックの片田舎で
小さなダイナーを経営し、妻と子供2人に囲まれ、平凡な生活を送っていた。
だが店に2人組の強盗が押し入ったことから全てが変わる。
強盗の隙を突いて一瞬にして2人を殺したトムは英雄として報道されるが、
そのことが彼の過去を、何も知らない家族に突きつける結果となった。
愛する夫が、平凡な男だと思っていた夫が、実は想像もつかない
「裏の人生」を歩んできた男だと知ったとき、妻そして子供の選択は…
今まで見たどんな映画よりも描写がグロいです。
顔を半分吹き飛ばされて苦しむ強盗、殴られて潰れた鼻、
強姦に近いベッドシーン、散弾銃で撃たれて飛び散る肉片…
…を、平気で眺めてるワタシってどーよ(汗)
しかも「ベッド」シーンじゃなかった。「階段」でした(苦笑)
無知で無恥をばらすんで恥ずかしいんだけど、
デイヴィッド・クローネンバーグって暴力描写に定評有りなんですってね。
「ザ・フライ」を撮ったのも彼だとか。
因みにコレ↑は観て無い。何か恐くてイヤン。
物語は平凡な男の人生からじわじわと滲み出る膿のように、
彼が「消し去った筈の過去の人生」へと引き戻されて、
その変化についていけない家族の葛藤なんかを、
飽くまで淡々と描いてくれます。
観客にも「この人、本当は…誰?」と思わせながらも、
決して説明不足にはならず、かといって冗長な印象も無し。
長さも2時間弱で丁度良いカンジ。
モーテンセンが秀逸。
普段の「冴えないオヤジ」からは考えられない身のこなしで「殺し屋」に変わる、
その切り替えが全く観客に「あ、変わるぞ!」と思わせない内に行われます。
よく二重人格を扱った映像で見かける「人が変わる」瞬間を一切感じさせないのです。
良き父トムから殺し屋ジョーイへ、表情の変化も全く無し。
↑ま、二重人格じゃないから当然と言えば当然なんだけど
だから最初は「…何が起きたの?」状態になりました。周りの皆さんも(苦笑)
またも無知で無恥な話なんだけど、モーテンセンって有名なお方なのね。
「ロード・オブ・ザ・リング」で活躍されてたとか。
…ゴメンあのシリーズ何となく興味湧かなくて観て無いの(汗)
★スナコ的評価:8点。 ラストの子供達の選択に感動でした。
余談:パンフですよパンフ!
「パンフ下さい」って言ったらせんえんも取られた!せんえんも!
そして手元に来たのは…ハードカバー…!?
なんかもうパンフじゃなくて立派に「本」ですヨこれは!
…頼むから企画統一してくれよぅ。
趣向を凝らしてあるのも楽しいんだけどさ、保管し辛いんだよ…(涙)
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