結局お前も喰った訳だ。追記。
2007年4月21日 映画ゴタクん?タイトルで最大のネタバレしてるような。
★椿屋砂吉のネタバレ映画レビゥ★
4/21鑑賞
「ハンニバル・ライジング」
おお珍しい。
このワタシが公開初日に行くなんて。
出演:ギャスパー・ウリエル、コン・リー、ドミニク・ウエスト 他
(正直後はあんまり知らない役者さんが多かったので割愛)
粗筋:リトアニアの貴族の子息として生まれたハンニバル。
しかし戦争によって城を失い、両親を失い、脱走兵に妹ミーシャと共に人質にされる。
当初楯として扱われた兄妹だが、隠遁生活が長引くにつれ、
飢えに苦しむ大の男達にはただのお荷物に成り下がっていた。
そして起こる悲劇。ショックで声を失う幼いハンニバル。
ソ連軍の孤児収容施設となった嘗ての我が家で成長したハンニバルは、
ある日教官のしごきに耐えかねて逃亡を図る。
その手には母親の居室から持ち出した手紙の束と一枚の写真。
彼の目的は手紙の主、フランスの叔父を訪ねることだった。
しかし叔父は既に亡く、その妻だった美しい日本人の叔母が暮らしていた。
叔母は優しく彼を迎え入れ、やがてハンニバルは声を取り戻す。
この後は、このシリーズをご存知の方なら言わずと知れた結末でしょう。
なので割愛しますが。
感想です。
なんで中国人が日本人を演じるのか。
ああまた誤解を生みそうな発言なので補足しておきますが。
ワタシは中国人が日本人を演じることが許せないとかそういうことを
言いたいんじゃなくて、逆に、
中国の方に日本人役なんか演らせていいのか、と思うのです。
なんと言うか、中国・韓国の方々に申し訳ないような気がして。
戦争責任とかそういう大きなことを言いたいんじゃないんだけど、
「SAYURI」のときもそうだったけど。
でも上映中ずっと、「ああ初桃姐さんだ…」とか思ってました。てへ。
※「初桃」…「SAYURI」での役名。
それに妙な日本文化の紹介の仕方も…ねぇ。
ワタシも詳しい訳じゃないんで、つか寧ろ知らない方なので、
あんまり言えた義理じゃないんだけどね。
「年に1回、ご先祖様の命日に丁子油で武具を磨き上げるの」って…
そんなにほっといたら錆びませんかいろいろと。
日本刀も油で磨いてるっぽい言い方&映像だったけど、
酒を吹きかけるイメージのあるワタシには「えっ…」でしたヨ。
そうそう、その日本刀で殺害した被害者から「丁子の匂いがする」って
シーンがあったなぁ。
ねぇねぇ、束に油使っちゃったら滑るんじゃないのか?
あとどこか妙な剣道のシーン。
まぁ今まで見たいろんな映画の剣道のシーンに比べたら
比べるまでも無いほどそれらしく見えるんだけどね。
酷かったのは「トランスポーター」の剣道シーンだ。ありゃ別物だって(汗)
収穫は、ギャスパー・ウリエルでしょうな。
青年ハンニバル・レクターが如何にして怪物を構築していったか、
静かに、しかし確実な変貌を見せてくれます。
無表情から、ふと唇の端だけに浮かべる冷酷な微笑の美しいこと。
ひょっとしたら「今だけ」(年齢的にね)なのかも、だけど。
★砂吉評価:6点。 …辛過ぎ?
けど、「後の」レクターを知っている以上、大まかなストーリーは
既に掴んでいるも同然なんですよ観客は。
ただ「知っている過程」が如何にリプレイされていくのかを確認するだけで。
だから、正直、飽きる。
ので、特にお勧めはしません。
しょっちゅう殺してるから、血の苦手なひとは正視出来ないかも知れないし。
蛇足。
レクター博士役、アンソニー・ホプキンスが如何に偉大か再確認できる映画。
ワタシの中ではそんな位置付け。
でもそのアンソニーおじさん、先日鑑賞の「世界最速のインディアン」で
すっかりワタシの中ではただの「ひとのいいおっちゃん」になってしまっていて、
両者が同一人物だとはどうしても繋がらなくなってしまった(汗)
…というか、そういう意味でも、やっぱ凄い俳優だ。
アンソニーおじさんに乾杯。お茶だけど(笑)
さて、原作を読むとしましょうか。
★椿屋砂吉のネタバレ映画レビゥ★
4/21鑑賞
「ハンニバル・ライジング」
おお珍しい。
このワタシが公開初日に行くなんて。
出演:ギャスパー・ウリエル、コン・リー、ドミニク・ウエスト 他
(正直後はあんまり知らない役者さんが多かったので割愛)
粗筋:リトアニアの貴族の子息として生まれたハンニバル。
しかし戦争によって城を失い、両親を失い、脱走兵に妹ミーシャと共に人質にされる。
当初楯として扱われた兄妹だが、隠遁生活が長引くにつれ、
飢えに苦しむ大の男達にはただのお荷物に成り下がっていた。
そして起こる悲劇。ショックで声を失う幼いハンニバル。
ソ連軍の孤児収容施設となった嘗ての我が家で成長したハンニバルは、
ある日教官のしごきに耐えかねて逃亡を図る。
その手には母親の居室から持ち出した手紙の束と一枚の写真。
彼の目的は手紙の主、フランスの叔父を訪ねることだった。
しかし叔父は既に亡く、その妻だった美しい日本人の叔母が暮らしていた。
叔母は優しく彼を迎え入れ、やがてハンニバルは声を取り戻す。
この後は、このシリーズをご存知の方なら言わずと知れた結末でしょう。
なので割愛しますが。
感想です。
なんで中国人が日本人を演じるのか。
ああまた誤解を生みそうな発言なので補足しておきますが。
ワタシは中国人が日本人を演じることが許せないとかそういうことを
言いたいんじゃなくて、逆に、
中国の方に日本人役なんか演らせていいのか、と思うのです。
なんと言うか、中国・韓国の方々に申し訳ないような気がして。
戦争責任とかそういう大きなことを言いたいんじゃないんだけど、
「SAYURI」のときもそうだったけど。
でも上映中ずっと、「ああ初桃姐さんだ…」とか思ってました。てへ。
※「初桃」…「SAYURI」での役名。
それに妙な日本文化の紹介の仕方も…ねぇ。
ワタシも詳しい訳じゃないんで、つか寧ろ知らない方なので、
あんまり言えた義理じゃないんだけどね。
「年に1回、ご先祖様の命日に丁子油で武具を磨き上げるの」って…
そんなにほっといたら錆びませんかいろいろと。
日本刀も油で磨いてるっぽい言い方&映像だったけど、
酒を吹きかけるイメージのあるワタシには「えっ…」でしたヨ。
そうそう、その日本刀で殺害した被害者から「丁子の匂いがする」って
シーンがあったなぁ。
ねぇねぇ、束に油使っちゃったら滑るんじゃないのか?
あとどこか妙な剣道のシーン。
まぁ今まで見たいろんな映画の剣道のシーンに比べたら
比べるまでも無いほどそれらしく見えるんだけどね。
酷かったのは「トランスポーター」の剣道シーンだ。ありゃ別物だって(汗)
収穫は、ギャスパー・ウリエルでしょうな。
青年ハンニバル・レクターが如何にして怪物を構築していったか、
静かに、しかし確実な変貌を見せてくれます。
無表情から、ふと唇の端だけに浮かべる冷酷な微笑の美しいこと。
ひょっとしたら「今だけ」(年齢的にね)なのかも、だけど。
★砂吉評価:6点。 …辛過ぎ?
けど、「後の」レクターを知っている以上、大まかなストーリーは
既に掴んでいるも同然なんですよ観客は。
ただ「知っている過程」が如何にリプレイされていくのかを確認するだけで。
だから、正直、飽きる。
ので、特にお勧めはしません。
しょっちゅう殺してるから、血の苦手なひとは正視出来ないかも知れないし。
蛇足。
レクター博士役、アンソニー・ホプキンスが如何に偉大か再確認できる映画。
ワタシの中ではそんな位置付け。
でもそのアンソニーおじさん、先日鑑賞の「世界最速のインディアン」で
すっかりワタシの中ではただの「ひとのいいおっちゃん」になってしまっていて、
両者が同一人物だとはどうしても繋がらなくなってしまった(汗)
…というか、そういう意味でも、やっぱ凄い俳優だ。
アンソニーおじさんに乾杯。お茶だけど(笑)
さて、原作を読むとしましょうか。
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