ハイ、大学病院通院の日だったので、
久々に映画に行きましたヨ。
 
あ、でも前回が1月末だったから
そんなに久しぶりでも無いのか…。
 
まぁ昔は週に1回観てたからなぁ。
やっぱ久しぶりの部類なんでしょうな。
 
 
そんな前置きはともかく。
今回観たのは
ゴールデン スランバー
井坂幸太郎原作/堺雅人主演です。
 
 
ある日突然学生時代の友人に「釣りに行こう」と誘われ、
ご機嫌で出掛けてきた青柳雅春30歳(堺雅人)。
しかし呼びだした友人森田(吉岡秀隆)はスーツなんか着て、
一向に釣りに行く気配は無い。
路上駐車した車内で一緒にファストフードを食べた後
なぜか急激な眠気に襲われて居眠りした彼が目を覚ました時、
森田の口から彼を陥れる陰謀が語られ、直後、背後でテロが発生。
 
混乱の中、迷いもなくこちらへ向かってくる警官。
「逃げろ。生きててナンボだ」と言い残し、
逃げる青柳を見送りながら爆死する森田。
自分の身に何が起きているのかわからないまま、
青柳の逃走が始まった。
 
彼女だと思っていた女性に裏切られ、
助けを求めた後輩の家では妙に落ち着かない後輩に追い出され、
待つように指示されたファミレスでは後輩の代わりに警察が現れ、
裏口から逃げればそこにはショットガンを持った男が待機していていきなり発砲。
途方に暮れて彷徨う最中、出頭しないと後輩の身が危ないと電話が来る。
町で出会ったカップルの助けを借りて警察の目を欺き、
助けに向かった後輩は既に大怪我を負わされていた。
しかもそこに待機していたショットガンの男に捕らえられてしまう。
 
明朝指名手配される前に出頭するよう要求する警察幹部。
無実の罪は着られないと拒否する青柳。
交渉は決裂し、青柳の冤罪は決定したかに思われた、が。
そこへ突っ込んでくる1台の車。
ショットガンの男を軽々とかわしてナイフで一撃を加え、
青柳を窮地から救ったのは「キルオ」と呼ばれる
通り魔の小柄な男だった。
 
通り魔「キルオ」。
大学時代のサークル仲間で、元彼女。
怪我を負ったサークルの後輩。
その後輩の子持ちの彼女。
後輩が入院している病院の入院患者。
「キルオ」を整形した謎の形成外科医。
職場の先輩。
大学時代のアルバイト先の煙火店の親子。
ローカルテレビ局のディレクター。
ひょんなことから青柳の人質となった巡査。
父親。
アイドルとそのマネージャー。
 
少しずつ、彼の無罪を信じるひとの輪が広がり、
彼の無実の証明がなされる、かに思えた。
しかしディレクターの協力によってなされた生中継は、
「上」からの圧力によって中断され、
下水管に逃げ込んだ彼は警察の銃弾に倒れる。
 
 
 
 
最後まで観終わると、冒頭のシーンの意味が急に明確になります。
時間と体力に余裕があれば、是非2回連続で観たい作品でした。
いいなぁ、こういうわくわくする映画。
 
 
堺さんの「何が何だか分からない」狼狽っぷりと、
その後の「何とかして打破しなきゃ」という成長が素晴らしいです。
 
香川照之氏演じる警察官僚、このひとはこう言う役が上手い。
途中、首から下しか映っていず台詞を淡々と述べるシーンが
ありますが、空恐ろしさを憶えるほどです。
ショットガンを抱えて歩く永島敏行氏とセットでお楽しみ下さい。
永島氏の腹黒な笑顔も見どころのひとつでしょう。
 
元彼女役の竹内結子さん、は、まぁ、そのまんま?(笑)
 
そして、劇団ひとりの上手さが光ってますね!
器用な人だなぁとつくづく感心。
「陰日向に咲く」の主役、自分でやればよかったのに。
 
 
 
本当に面白かったので、原作が読みたくなりました。
と言う訳で帰りに書店に寄ったら、まだハードカバー…
 
…えっと、文庫が出たら買おうと思います(笑)
 
久々の映画ゴタクでした。
次回は未定。
「食堂かたつむり」を観たかったけど無理だろうなー。
 

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